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8月の保護猫活動(TNR活動はお休みなのに…)

多頭飼い崩壊2か所の避妊・去勢・里親探し終了

捨て猫の多い場所の猫も手術した子しか見かけなくなり

近親交配で増えた40匹以上の野良猫がいた寺院も市役所の動物愛護課の協力で問題解決

色々と一段落しました

毎月の保護猫活動に疲れ切ってしまいましたので、8月のTNR活動はお休みすることにしました

そもそも自宅の猫たちも高齢で、保護猫どころじゃない位なんです

心不全でおむつ2匹、精神病1匹、エイズキャリア1匹、他5匹、飼い猫だけでいっぱいいっぱいですから!


今月はTNRも無いし、のんびりできるかな~と思っていたら、「凄く可愛い野良猫の親子がいるので助けて欲しい」との要望があり、8月1日に捕獲に行きました

毎日親子で一緒に遊んでいたそうなのですが、子猫の気配はなく、母猫のみを発見

保護場所はゴルフ場が目の前の別荘地で高級住宅街 別荘の管理人さん達はエサやりなどを禁止されており捕獲機などの設置も出来ないとの事でした

近所の持ち家の方にご協力頂き、お庭に捕獲機を設置させていただき8月2日の朝5時頃に捕獲

保護した時はとても大人しく、車移動でも暴れたり鳴いたりせず、とてもお利巧でした

落ち着きがあるので扱いやすい子なのかな?と思っていたらお風呂で物凄く暴れ、目などの急所をシャーも言わずにいきなり狙ってくるため、本気で攻撃してくる感じのヤバい子でした



お風呂後はタオルドライが限界

ノミダニ駆除できたし、少しは猫ちゃんも心地よかったはず!

この猫ちゃん、スノーシューですよね、高級猫さんです

高級住宅街で保護した子なので、性格がきつかったり、飼い主さんがアレルギーになったりで捨てちゃったんでしょうかね…

2段ケージに入れ、家の中の様子や、家猫たちがどんな風に人に甘えて過ごしているか観察しながら過ごしてもらいます

警戒心が強く、丸2日は何も口にしませんでした

3日目にようやく、少しだけ食べるようになってきました

人間に対しては攻撃的ですが、猫に対しては攻撃性が無いようなので、ケージから出し、サンルームへ移動

より広いスペースで自由に過ごしてもらいました

触ろうとすると怒りますが、防護手袋で何とか触れる感じ、中々心を開いてくれません…


子猫は継続して捜索していましたが、カラスがとても多く、子猫は全滅してしまったのでは…と思っていたところ

8月8日に子猫発見の連絡を受け、罠を設置しました

周辺住民からの聞き込みで、エサやりで猫を増やしているというお宅が分かり、そのお宅の住民と話し合いました

そのお宅の庭には沢山の猫がいましたが、地域からの苦情が殺到し、既にボランティアの方がそのお宅の庭の猫をさくら猫にする活動を行い、私が捕獲した母猫と、その子猫以外は全て避妊去勢済みとの事でした

「エサやりしているが飼い猫ではない」とも仰っておられました

野良猫だという事で、里親探しも好きにしていいし、さくら猫となって戻って来た時はエサやりはするとのことです

怒りでワナワナしましたが、冷静にお話させていただきました


午後9時半ごろ、子猫を1匹捕獲しました

子猫を人に慣れさせるのは簡単なので、凶暴な母猫からは放しておいた方が良いと、保護した日は親子別々にしていました

でも、お互いの存在に気付いていたので、再会させることにしました

案の定、人に慣れかけていた子猫も母猫に習いシャーシャー怒るようになりました

ただ、子猫のシャーは怖くもなんともなく、防護手袋さえあればお世話も余裕♪

親子を再会させた翌日に、母猫さんの里親予定だった方が、急遽引き取りに来ることとなり、親子の再会は一日のみとなってしまいました、会わせてあげていて良かったです

母猫さんの里親様はクオーターの長身イケメンさんで、この母猫さんのクールな雰囲気と合っていて、心を開いて仲良くなれそうな感じがしました


母猫さんから離れると、子猫も段々と優しくなってきて、シャーもしなくなり、抱っこも平気になりました

子猫は毎回ちょろいです

スノーシューの子猫の里親さんが決まり、8月11日に一度見学に来られ、とても気に入って下さりました


母猫さんの譲渡が終わり、子猫の譲渡も決まったし、少し楽になったかな~と思っていたら、猫嫌いのお宅の方から、野良猫が縁の下で子猫を出産し、子猫がずっと鳴いていて煩いから助けて欲しいとご連絡を頂きました

8月11日の午後6時ごろ保護、まだ目が開いて少し見えるようになったくらいの赤ちゃん猫です

ヨチヨチ歩きの茶トラちゃんは、人口授乳からのスタートとなりますので、お世話が大変です

トイレも刺激してあげないとできない状態でした

この子には他に兄妹がいるようだったのですが、その後も見つかりませんでした

母猫が子猫を別の場所に運んでいる最中に事故にでもあってしまって、この子だけ置き去りになってしまったのかな…



保護猫活動をされている方から、お盆で実家に帰る間、譲渡先が決まっている子猫を、譲渡日の前日まで預かってもらえないか?とのご要望があり、預かることになりました


茶トラの子猫に、14日から17日まで、3泊4日、預かり猫のミケさんが加わりました

美人さんですね✨


私が猫の保護活動を行っていることが口コミで広がっており、8月15日に2匹の子猫の保護要請がありました

保護した方は、既に自身で保護した野良猫を飼っている方で、他の猫は飼えないけれど、野良猫が多くいるため、成猫を捕獲し避妊・去勢を自腹で行いリリースしたそうです

リリースした猫用のご飯を置いていた所、別の成猫や子猫4匹ほどが来るようになったそうで、子猫2匹は捕獲したものの、先住猫さんがおり自宅では飼えないし、医療費の負担もこれ以上はきついとの事で、里親様を探してほしいと預かりました

この2匹は少し目やにと鼻の詰まりがあり、感染症の疑いもあり要注意、他の子と隔離して治療しながら里親様を募集します


スノーシューの子猫の譲渡先は先住猫さんがいるご家庭の為、エイズ・白血病検査の陰性を8月13日に行い、陰性を確認

譲渡日が8月16日となりました

譲渡先の方はお子さんもいるご夫婦で、先住猫さんは猫伝染性腹膜炎になった子で、完治させたという強者!!

猫を大切にしてくれること確定の素晴らしいご家庭です


17日の朝には3泊4日のミケさんとお別れ

既に保護した方の元で教育されていたので、人慣れしており預かりも楽でしたし、3日目くらいから家猫とも仲良くなりだしていたので、お別れは寂しかったです

キジ白ちゃんの里親様も直ぐに決まり、17日午後に譲渡となりました、風邪の症状は治療しており大丈夫そうでしたが、念のため里親が譲渡日に病院に直行してくださり、元気であることを確認してくださいました

キジ白ちゃん、新しいご家庭ですっかり甘えん坊さんになっているとの事です♪


別件で、他の猫にいじめられている可哀相な桜猫さんがいて、助けてあげて出来れば飼いたいけど、先住猫がいるので病気の感や凶暴だったらどうしようと不安で相談したいと言われ、相談を受けていた方がおり

とりあえず捕獲して連れて来てくれれば、ウイルス検査・血液検査・ワクチン・虫駆除・耳ダニ駆除・病気の治療・お風呂・爪切り・性格診断を行い、飼い猫になれるかどうか見ますよとお伝えし、捕獲機を貸出していました

17日夕方に捕獲できたとの連絡を受け、預かりました

入浴させてみた所、シャーはするけど臆病で優しいお顔、この子は飼い猫になれると確信しました

臆病でビクつくけど、お触りもOK

保護翌日18日の朝一に動物病院へ行き、ベージュ猫さんのエイズ・白血病検査、血液検査、ワクチンを行いました

検査はどれも正常、先住猫さんのいるご家庭でも安心して飼えます!


18日は午後から茶トラちゃんの譲渡日でもありました

少しの間でしたが、しっかり立てるようになり、目もはっきり見えています

人口授乳も不要で、丁度飼いやすくなってきた頃でした

お名前は【きなこ】ちゃんにするそうで、この子の可愛さにピッタリのお名前♡


ベージュ猫さんは、フロントラインやレボリューションも行い、20日に無事里親様の元へ

さくら猫から飼い猫になれて良かったですね、幸せになってほしいです

TNR活動でさくら猫が増えてきましたが、さくら猫だから外に居て良いというのではなく、さくら猫でも飼い猫にするんだという活動があっても良いと思います

↓新しいお宅でのベージュ猫さん、先住猫さんのいるご家庭ですが、我が家で9匹の猫と過ごしていたので落ち着いています


多頭飼いの一人暮らしのお爺さん宅の猫たちの、里親募集をして譲渡をお手伝いしているのですが、外飼いされている三毛猫さんに里親への有難い応募がありました

他の猫は完全室内飼いなのですが、この子だけ他の猫からいじめられるから、劣悪な環境で外飼いされていました

一番飼い猫向きの性格の懐っこい子なので可哀相で、第一優先で里親様を探していた子です

譲渡が決まり、エイズ・白血病のウイルス検査を行いました


まさかのエイズ・白血病、どちらも陽性

まだ淡い反応で、最近感染したのかもしれません、譲渡は中止となってしまいました

今までお爺さん宅の猫に陽性の子はいなかったので、室内の子たちは大丈夫だとは思うのですが、全猫の避妊・去勢が終わっていますし、検査費の負担をお願いいされたこともあり、このお宅の里親探しのお手伝いからは手を引く事にしました

譲渡が決まってからの医療費について、引き渡しまでの虫駆除・衛生ケア・抗生剤などは私が負担、引き渡してからは里親様が負担します

まず、預かれるかどうかのウイルス検査は必須で、白血病の猫を我が家で預かったりできませんし、譲渡も出来ないからです

そのウイルス検査代すら出したくないというのであれば、もう里親募集もする必要が無いと判断しました


疥癬を発症…上の中心位から脇の下あたりまで広がりました

保護猫は必ずお風呂に入れるのですが、その後自分も全身洗うので今まで大丈夫だったのですが

多分5月末に保護したメイちゃんからの感染かな??

メイちゃんはさくら猫としてリリース予定の子だったのを、我が家で飼う事になり、急遽お風呂に入れました

一人でお風呂に入れたので、毛玉を切ったり毛を乾かす時間、自分の体を洗えなかったために感染したものと思われます

40分くらいでヒゼンダニに侵入されちゃうようなので、お世話時間を考えると間に合わなかったようです

イベルメクチンを飲み、那須温泉の湯の花を濃縮した硫黄の液体を塗りまして、1週間程度で良くなってきました

虫駆除はしてからのお風呂だったのですが、レボリューション翌日のお風呂だったのでまだ効いていなかったのかな…

かといってお風呂に入れずに家にはおけないので、仕方ないです


残るは黒猫ちゃんですが、こちらも30日に譲渡が決まり、譲渡日までの間我が家で過ごしてもらいます

この黒猫ちゃん、今までの子猫で一番賢いです

自分で観察して、色々な物を使って一人遊びする子でした

一人で遊んでいても、他の猫と一緒に寝たり、人に抱っこされても平気で、適応性も高く、飼っていてお世話要らずでとても楽でした 他の猫にちょっかいを出さないので、ハチとも一緒に過ごす事が出来るので、ハチも嬉しそうでした

お別れの日はとても寂しい気持ちでしたが、「生涯大切にします」としっかり仰って下さる方で、安心して譲渡出来ました


スノーシューさんの母猫さんを譲渡した先から連絡が無くなり、問い合わせすると脱走されてしまったとの事でした

上級者向きの難しい子だったので、仕方ないなとは思いましたが、難しい子はやはり慣れた方に譲渡すべきだったと後悔…

保健所と近所への連絡などをお願いしました

須賀川市緑町への譲渡だったため、お近くの方で発見されましたら保護していただきたいです

このお顔のスノーシューさんです


今月は休む予定が、先住猫が9匹いる他に7匹も猫を保護・預かりする事となり

お風呂に入れたり、爪を切ったり、虫下し、耳ダニの治療、解熱剤や抗生剤の投与など、凄く大変でした

最近はお申し出があれば治療費などはご負担いただいていますが、実際は先住猫たちへの感染を防ぐため、先住猫にもフロントラインやレボリューションを行う必要があり、とても負担が大きいです

特にモフちゃんはデリケートな性格の為、ストレスなどで発熱し、病院へ行く事態となりました

それでも、助けた猫たちが今後10年20年と長生きして幸せに過ごしてくれるんだろうなと思うと頑張れます

今月はTNR活動自体はお休みでしたが、9月はTNR活動も行う予定です 野良猫さんで困っている方、保護してさくら猫にしませんか?ご希望であれば支援させていただきますのでお問い合わせください






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